2009年7月11日土曜日

映画『ポチの告白』がニューヨークで上映される


 ニューヨーク時間で7月9日19時すぎ、Japan Society の劇場で、映画『ポチの告白』が上映された。「JAPAN CUTS」(日本映画祭)で第1回目の上映。

 上映に先立ち、高橋玄監督(写真右)と筆者(同左)が英語で挨拶した。高橋監督は「この映画はJapan Society の担当者が気に入り、招待された。もしつまらなくても、彼女の責任」とジョークを飛ばし、観客を笑わせた。筆者は「私が取材した実際の事件が題材。日本の警察と司法、マスコミの腐敗を知ってもらいたい」と話した。我々の挨拶が終わると、大きな拍手が起こった。

 上映後、通訳付きで質疑応答が行われた。筆者へ寄せられた質問では、「日本の記者クラブの現状は?」というものがあり、「このような世界でも類を見ない情報談合組織は、みんながおかしいと思っている。どこか1つの役所か裁判所が、記者クラブを認めない方針を示せば、一気に変わる」と答えた。

 『ポチの告白』の第2回目の上映は、ニューヨーク時間で7月11日14時15分から行われる。

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