仙波敏郎さんと大河原宗平さんが上京

　一昨日、仙波敏郎さん（元愛媛県警巡査部長）と大河原宗平さん（元群馬県警警部補）が上京した。東証１部上場の精密機器メーカー「オリンパス」の社員で、内部告発により不利益な人事異動を受けたとして、その取り消しなどを求める訴訟を起こしている浜田正晴さんを支援するためという。仙波さんと大河原さんは警察の裏ガネづくりをはじめとする不正の内部告発者。現職時代、不利益な人事異動も受けた。浜田さんにとり、心強い味方だろう。

　昨晩、仙波さんと大河原さん、山岡俊介さん（ジャーナリスト）、高橋玄さん（映画『ポチの告白』監督）、筆者で飲んだ（写真左から高橋さん、山岡さん、仙波さん、大河原さん）。愛媛県出身の山岡さんは、しばし仙波さんとふるさと談義。仙波さんの処女作『現職警官「裏金」内部告発』（講談社）を読み、感銘したことを伝えた。

　日本の裁判所が役所や大企業寄りとの話題になると、高橋さんが構想中の映画『おれを誰だと思ってる』について明かした。これは権力欲あふれる裁判官が最後に自滅する物語。諸条件を整え、早くクランクインしてほしい。

　仙波さん、山岡さん、高橋さんに協力してもらい、３人と筆者のサインが入った単行本『報道されない警察とマスコミの腐敗　映画『ポチの告白』が暴いたもの』１５冊を用意した。購入希望者は上部メニュー「単行本販売」の手続きに従っていただき、筆者へメールを送る際、「仙波さん（山岡さんでも高橋さんでも可）のサイン本を希望」と明記すること。定価販売だが、１人１冊まで。